第10回  最終課題への取り組み

開講日: 2019年6月18日

​講師:  加藤文俊、佐藤雅明、吉井順一

第10回授業は、学生たちが、『漫画に関連するものならなんでもいいから作る』という最終課題に取り組むにあたり、どういうものを作ろうとしているのかを発表し、最後に加藤教授、佐藤教授、吉井氏が各々コメントを述べる回であった。

 

学生たちから出た内容は大きく3つに分かれていた。

1つ目は漫画を実際に描く学生。例えばエンドレスエイトと呼ばれる『ループものの見せ方』を漫画に応用する漫画や、4コマ漫画を4コマで説明する漫画、グルメをより美味しく見せるために実写との融合を試みる漫画などが提案された。

2つ目は漫画についての書評を行う学生。こちらは例えばプロパガンダ的な側面を持つ漫画の考察や、漫画の歴史を大手出版社の関係性などにも触れながら考察するものが述べられた。

最後は漫画そのものというより、それを取り巻くものについての企画である。少女漫画を読まない人にどうすれば読ませることができるのかや、漫画のメディア化というものについて、それがどう作られていくのかや世界観を壊さないための配慮についてなどの企画が提案された。

 

最終課題は上記の学生たちの書いたものをとりまとめ、同人誌のような形式で実際に印刷までを行うことになっており、学生たちのモチベーションが高く保たれていることが見てとられた。