第12回 最終課題に向けたグループ編成とテーマの検討

開講日: 2019年12月24日

​講師: 加藤文俊

第12回となる今回は、最終課題発表を前に、加藤文俊環境情報学部教授より関連事例の紹介と講義が行われた。


「パブリケーションを捉え直す」について、岩手県盛岡市の「さわや書店フェザン店」の事例が紹介された。この書店は、文庫本にオリジナルカバーを巻き、著者名とタイトルが分からないようようシュリンクした状態で販売する「文庫X」の取り組みで話題を集めた。この企画には、本を選ぶ際に書評やレコメンドを参考にするのが一般的であるなか、先入観を超えて自分の手の届かないところにある本に手を伸ばして欲しいというねらいがある。

 

また、『並べて包んで焼くだけレシピ』の事例が、「おまけ」ではない形で、本と本以外のモノを介在させて成り立つ新たなコンテンツの例として示された。

 

「メディアをつくる」については、ウェブ上で公開されているブログ等を「素材としてのデジタルテキスト」と捉える例が示された。

 

「所有から利用へ」については、東京都港区の「文喫」のようなサブスクリプション型のサービスや、Razor and bladesモデルのような耐久品+消耗品の組み合わせなど、モノの消費の方法を捉え直すことで新たな価値を生み出す例が示された。